今回ご紹介するのは「イイヨイイヨこういうバディもの待ってましたヨォ!」なグリモア×おとぎ話系異能バトル!
「赫のグリモア」でございます!
ネタバレなしで記事を書いてますので、これから読む人も安心してご覧下さい。
「赫のグリモア」あらすじ
Amazon 赫のグリモア(1) (週刊少年マガジンコミックス)
平凡な中学生・若葉が曾祖母から相続した奇妙な形をしたペンと巨大な洋館。その洋館に幽閉されていた「あかずきん」を名乗る謎の少女を解放したことで、描いた絵を具現化する力を持ち人々を救う「書の魔導士」の役目を若葉は継承する。
しかし、それをキッカケに若葉は第2次世界大戦あるいはそれよりも遥か古より続く魔女たちの戦いに巻き込まれていき──。
少女達が殴って斬って撃って殺しあう新本格ダークファンタジー開幕!!
引用:Amazon
「赫のグリモア」のこういうバディを待っていた!
物語は主人公の若葉ちゃんが、ひいおばあちゃんのお葬式で「ひいおばあちゃんの作品コレクションとお屋敷」を相続するところから始まります。
何を隠そう、ひいおばあちゃんは日本では有名なペン画の大家。そしてその中になにやら怪しげなアイテムが一つ。
いきなりこんなのもらってわけわかんないので、とりあえず若葉ちゃんは夏休みを利用しておばあちゃんのお屋敷を訪れます。
つーかお屋敷も立派で、もはやバイオハザードに出てきそうな洋館。
その洋館の中で気になる絵を発見する若葉ちゃん。
「あれー?この部屋知ってるけど、あんなところにドアなんかあったけー?」
なんて思いつつ絵に書いてある部屋に行くと
隠しドア発見。マジでバイオ。
そしてどっからどう見ても「おばあちゃんからもらったアレ」を使う穴も発見。
隠しキーも発動。マジでバイオ。
そして地下に行ってみるとそこには
いや、お前が誰だ。
「赫のグリモア」 は『描いた絵』と『アブない魔導書』で戦う異能バトル!
地下にいた女の子は「あかずきん」と呼ばれる魔獣で、いわば『魔女と契約を交わした魔導書が具現化したもの』。
そして、その「契約を交わした魔女」が若葉ちゃんのひいおばあちゃんだったと。
しかも、ひいおばあちゃんも魔女だけありまして異能をお持ちでいらっしゃいまして、なんとその異能は「絵に描いたモノを何でも具現化して取り出せる」というもの。
そんなわけわからない世界の後継者に指名された美術部で絵が好きなだけの中2の若葉ちゃんは「あかずきん」とバディを組んで、やたらめったら壮大な戦いに巻き込まれていくのですが
超面白んですよこれが。
イケイケどんどん系のオラオラあかずきんと、内気で優しいんだけどやる時はビシッと決める若葉ちゃんのタッグは「孫悟空と三蔵法師」というか「うしおととら」というか、まさに「こういうバディを待ってたのよ!」って言いたくなるほどアツい!
「赫のグリモア」は若葉ちゃんの「男らしさ」に胸が震えるシーンがすごく多いのですが、それに負けず劣らずと赤ずきんのイカレっぷりが最高で「この絵面でこんなことする?」って度肝抜かれる事間違いなしです。
可愛い絵の雰囲気はありますが、その辺の少年漫画よりもアツく胸震える「異能バディバトル」なので、是非ともバトル漫画or異能好きでしたら一度手にとってみてください。
これマジで私好きよ。
「赫のグリモア」まとめ
はい、というわけで今回は「赫のグリモア」をご紹介させていただきましたが、コレは久しぶりに面白いバトル漫画だったなぁ。
若葉ちゃんがすごく可愛い女の子で描いてあるんですけど、なんか知らないけど「やるときゃやる」の「やる」がすっごいんだ。「そこまでやる?」っていうくらいやるんだ。
魔獣たちのモチーフも全部おとぎ話になってて世界観もいいし、個人的には今の所ほぼ満点レベルでバトル漫画の中では大好きになっちゃってます。あとでまた読み返そー。
皆さんも是非、まずは試し読みからでもいいので読んでみてくださいませ!
でも面白くなるの2話以降なんだけどね。
それでは!また!
あ、マンガファンの人は「ビベーラ」もぜひ試してみてね!